

術式
- 鼻中隔延長術(肋軟骨による他院L型プロテーゼ抜去・修正)
- 鼻尖形成術
- 鼻尖軟骨移植術
- 猫貴族手術
術後6ヵ月
施術内容
L型プロテーゼ挿入後のリスクと自家組織置換の意義
今回の患者様は、過去に他院で挿入されたL型プロテーゼの抜去、およびそれに伴う鼻全体の再構築を希望されていました。L型プロテーゼは鼻筋から鼻先までを一本のシリコンで高くできる利便性がある一方、長期的な経過において鼻先への過度な負担、人工物の圧迫による皮膚の菲薄化(薄くなること)、あるいは組織の拘縮(ひきつれ)といった深刻なトラブルを誘発するリスクを内包しています。 これらのリスクを根本から取り除き、生涯にわたって安全かつナチュラルな形態を維持するため、すべての人工物を抜去した上で「完全自家組織」による修正術を計画しました。
肋軟骨を用いた鼻尖再構築とトラブル回避
今回の症例では、プロテーゼを安全に抜去したのち、自身の「肋軟骨」を採取して鼻中隔延長術を施行しました。 異物によるアレルギーや長期的な露出トラブルを完全に抑えられる自家組織アプローチにより、プロテーゼによって負荷がかかっていた鼻先を安全に前方・下方向へと延長。さらに「鼻尖形成術」と「鼻尖軟骨移植術」を組み合わせることで、つままれたような不自然さを排除した、滑らかで自然な立体感を持つ鼻先へと修復しました。
猫貴族手術の併用による中顔面凹みの改善と若々しさの再現
また、鼻の土台である鼻翼基部および梨状口縁まわりの骨格的な陥凹(中顔面の凹み)を改善するため、「猫貴族手術」を同時に施行しました。 鼻の穴の土手から小鼻の付け根にかけての窪みを自家組織等でふっくらと底上げすることにより、突き出て見えがちだった口元の印象(口ゴボ感)が劇的に軽減。鼻先から口元へとつながるラインが美しく整い、お顔の中心部に瑞々しい立体感が生まれたことで、下顔面全体が引き締まった非常に若々しい印象へとなりました。
術後6ヶ月が経過し、移植した肋軟骨は周囲組織へと完全に生着。人工物特有の硬さや不自然な輪郭線はなく、患者様自身の解剖学的構造に完全に馴染んだ、機能的にも審美的にも極めて完成度の高い状態が確立されました。
担当医師
望月 正人
リスク・副作用
感染、変形、後戻り、知覚麻痺、瘢痕、左右差、鼻の曲がり、ひきつれ、イメージとの差異、内出血、軟骨採取部の肥厚性瘢痕・一時的な痛み
施術費用
鼻中隔延長(肋軟骨):¥860,000
鼻尖形成:¥337,000
鼻尖軟骨移植:¥240,000
猫貴族手術(肋軟骨):¥440,000
※2026年6月時点での料金です。
※モニター等で変動があります。
※これ以外に、他院修正代・検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。





