歯列矯正を行った方で、人中短縮を検討されている方がいらっしゃると思います。
歯列矯正後の人中短縮は行っても大丈夫なのか、それともあまり推奨されないのか気になりますよね。
今回は歯列矯正後の人中短縮は行っても良いのか回答していきます。
その他、歯列矯正をすることで人中は長くなるのか短くなるのかなど、関連する質問にも答えていきます。
回答医師
1.歯列矯正後に人中短縮はしない方がいい?
歯列矯正済みですが口が閉じにくく、その状態で人中短縮すると余計に口が閉じないですよね?
人中短縮はしない方がいいですか?
A.
その場合は、余計に閉じなくなってしまう可能性があります。
口を閉じにくくない人でも口が開いている感じになる可能性があるので、気になる方は歯列矯正後に人中短縮はやらない方が良いかもしれません。
2.歯列矯正をして人中が伸びる人はいますか?
歯列矯正をして人中が伸びる人はいますか?
A.
歯列矯正をして人中が伸びることはありません。
しかし歯列矯正をしたことにより口元が立体的に変化し、それによって人中が伸びてしまったように見えてしまう可能性はあります。
例えば部分矯正では、スペースが限られているため、歯を並べる際に前歯が前に出てくることがあります。
このように口元が突出すると、唇を閉じる際に唇に圧力がかかり、人中が伸びる可能性があります。
3.歯列矯正をして人中が短くなる人はいますか?
歯列矯正をして人中が短くなる人はいますか?
A.
質問2と同様ですが、歯列矯正をして人中が短くなることはありません。
しかし歯の矯正により、いわゆる「出っ歯」の改善が行われると、上顎前突や上下顎前突といった状態が改善され、その結果、人中が縮んだように見えることがあります。
これは、以前は唇を閉じる際に力を入れなければならなかった人が多い傾向に見られます。
出っ歯の改善により唇を閉じるために無理な力が必要なくなり、それに伴い人中が引き伸ばされることがなくなり、短く見えることがあります。
4.口呼吸は人中を長くする原因になりますか?
口呼吸は人中を長くする原因になりますか?
A.
口呼吸が長期間続くと口の周りの筋肉が使われるため、口元が下がりやすくなります。
この状態が長く続くと唇の力が弱まり、口が開いたままになることがあります。
口が開いた状態で息をすることで顎が下がり、下顎の成長が優先される可能性があります。
これにより、人中が長く見える傾向があるかもしれません。
しかし口呼吸だけが人中を長くする原因ではなく、他の要因も関与している可能性があります。
まとめ
今回は歯列矯正後の人中短縮は行っても良いのか回答していきましたがいかがだったでしょうか。
今後も鼻整形に関する質問に答えていきます。
他にもたくさんの質問に回答していますので、気になる方は他の記事やYouTubeもご覧になってください。
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