

術式
- 鼻中隔延長(肋軟骨)
- 鼻尖形成
- 鼻尖軟骨移植
経過:3ヵ月
施術内容
長年シリコンプロテーゼを入れていたことで、鼻全体に軽い拘縮が進行し、鼻先が少しずつ上を向き、皮膚の下でプロテーゼの形が浮き出るようになっていました。
このような状態では、見た目の不自然さだけでなく、皮膚の薄い部分に負担がかかり続けることで将来的な変形リスクも高まります。
今回の症例では、まずプロテーゼを抜去し、鼻の内部構造を丁寧に整え直した上で、肋軟骨による鼻中隔延長と鼻尖形成、軟骨移植を組み合わせて施術を行いました。
過去に入っていた人工物による癒着や拘縮を慎重に解除し、自然な角度と柔らかい質感を再構築しています。
鼻先のデザインを繊細にコントロールすることで、硬さや人工的な印象を残さず、滑らかで上品なラインに整いました。
術後3ヶ月の時点では腫れもほとんど落ち着き、鼻先から鼻根にかけてのラインに自然な陰影が生まれています。
以前に比べて表情がやわらかく見えるようになり、横顔全体のバランスも改善しました。
プロテーゼを抜去したことで鼻の動きも自然になり、笑ったときや会話中の表情にもしなやかさが戻っています。
構造を再建しながらも過度な変化を与えず、「本来の鼻を取り戻す」ような自然な仕上がりを目指した症例です。
担当医師
望月 正人
リスク・副作用
感染、変形、左右差、後戻り、鼻閉、マヒ、可動性の変化、イメージとの相違等
施術費用
鼻中隔延長(肋軟骨):¥860,000
鼻尖形成:¥337,000
鼻尖軟骨移植:¥240,000
※2025年11月時点での料金です。
※モニター等で変動があります。
※これ以外に、他院修正代・検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。





