Cカール形成とは|人中短縮との違いと、口元の立体感を整える方法

「Cカールを作りたい」「口元をもっと立体的にしたい」という相談をカウンセリングでよくいただきます。

Cカールという言葉は美容界隈でよく使われるようになりましたが、具体的に何を指すのか、どうすれば作れるのかについては意外と知られていません。

この記事では、Cカールとは何か・Cカールを構成する要素・人中短縮との違い・MAe Clinicでのアプローチについて説明します。

目次

Cカールとは

Cカールとは、横顔で見たときの鼻の下から上唇にかけてのラインが、アルファベットの「C」のように美しいカーブを描いている状態のことです。

鼻唇角(鼻の下と上唇の角度)が適切な鈍角になっており、上唇がツンと上を向き、人中に自然な溝と立体感がある——この3つが揃ったときに、Cカールと呼ばれる口元の形が生まれます。

Cカールは正面だけでなく横顔・斜めの角度からも印象に影響します。

「人中を短くしたのになんとなく垢抜けない」という場合、長さだけが変わってCカールの立体感が整っていないことが原因であることが多いです。

人中はただ短くなればいいわけではない

「人中の長さをとにかく短くしたい」という方に対して、僕はよくこう伝えます。スカートをまくし上げることはできても、まくし上げるだけでは形が変わるわけではない、と。

人中を短くするだけではのっぺりとした印象が残ることがあります。横から見たときに奥行きがなく、あまりかわいくない、となることが多いです。

この2つの画像の人中の長さは同じです。Cカールのカーブをつけるために、人中の厚みを削り、形を作り・デザインすることができます。そうすることで引き上がった丸みがすっきりし、のっぺりとしたすっとした印象を改善することができます。

人中を短くするために筋肉を処理し、厚さを調節するために筋肉を処理し、凹凸を作るために筋肉を処理する——術式の名前はひとつでも、アプローチによって手術の内容は大きく変わります。

Cカールを構成する3つの要素

Cカールは単一の施術で作れるものではなく、複数の要素のバランスで決まります。

① 鼻柱基部を持ち上げる
めり込んだ鼻柱基部を持ち上げることで、鼻唇角が鋭角から鈍角になります。
適応施術:猫手術(鼻柱基部細片軟骨移植)

② 人中部分の凹凸
人中に凹みがないと、横から見たときにのっぺりと平らな印象になります。しっかり人中の溝を形成することで、立体感のある上唇になります。また、人中の皮膚が分厚い場合はボリュームを減らし立体感を作ります。
適応施術:人中窩形成、人中厚み調整3D

③ 上唇のカール
上唇が薄かったり平坦だと、のっぺりした印象になり人中も長く見えます。上唇にボリュームを持たせツンと上向きにすることで、Cカールが完成します。
適応施術:ヒアルロン酸、ボトックス

この3つをバランスよく整えることが重要です。

「出すところは出して、引くところは引く」——この三次元的な調整がCカール形成の本質です。

Cカール形成と人中短縮の違い

人中短縮は、鼻の下の皮膚を切除して人中の距離を縮める手術です。ただし、長さだけを縮めても、立体感や鼻唇角が整っていなければ横顔の印象は変わりにくいことがあります。

左から術前・人中短縮のみ・人中短縮+Cカール形成の比較です。長さだけを縮めた状態(中央)と、立体感まで整えた状態(右)では横顔の印象が大きく変わります。

MAe Clinicでは、人中短縮を行う際も長さだけでなくCカールの形成まで含めて設計することを大切にしています。筋肉の処理・厚みの調節・凹凸のデザインを組み合わせることで、単なる短縮ではなく立体的な口元を作ることを目指しています。

Cカールを作るための施術の考え方

Cカールを作るにあたって、何をどう組み合わせるかは口元の状態によって変わります。

「人中が長い」「のっぺりしている」「口元が前に出て見える」など、悩みの原因がどこにあるかによって、必要なアプローチが異なります。

人中の長さが主な原因であれば、人中短縮術でアプローチします。皮膚を切開する通常の人中短縮と、口腔内からアプローチして顔の表面に傷跡を残さない皮膚に傷がつかない人中短縮(裏人中短縮)があり、状態と希望に合った術式を選択します。いずれも単に距離を縮めるだけでなく、筋肉の調整によって上唇のカールと立体感を同時に作ることを意識して設計します。

人中の厚みや凹凸が原因であれば、人中厚み調整3Dを組み合わせます。皮下脂肪と口輪筋の一部を切除して厚みを整えることで、のっぺりとした印象を改善し人中窩の立体感を作ります。

鼻柱基部の凹みが原因でCカールの起点が作れない場合は、猫貴族手術で中顔面を前方に持ち上げます。鼻唇角を鈍角にすることでCカールの始まりが生まれ、口元の突出感も改善されます。

どれか一つを行えばいいケースもあれば、複数を組み合わせる必要があるケースもあります。診察で口元の状態を確認した上で、必要な施術を絞り込んでいきます。

こんな方に向いています

  • 人中の長さだけでなく、口元全体の立体感を整えたい方。
  • 横顔の鼻唇角が気になる方。
  • 人中短縮を受けたが仕上がりに物足りなさを感じている方。
  • 口元がのっぺりとして奥行きがないと感じる方。
  • Cカールと呼ばれる口元のラインに近づきたい方。

症例紹介

症例①:皮膚に傷がつかない人中短縮(裏人中短縮)+Cカール形成

皮膚を切らず、口腔内からアプローチした人中短縮の症例です。内部組織を処理することで、人中の長さ・厚み・Cカールをすべて調整しています。のっぺりと平面的だった人中が、鼻唇角やCカールまで含めてきゅっと整っています。顔の表面には傷跡が残りません。

リスク・副作用:腫れ・内出血・違和感・感染・出血・傷跡・感覚異常・後戻り・ガミースマイル・鼻翼の広がり・術前説明との相違など。

費用(税込) 皮膚に傷がつかない人中短縮(裏人中短縮):¥449,000 人中厚み調整3D(オプション):+¥220,000 麻酔費用・検査費用等が別途かかる場合があります。モニター等で変動があります。

掲載にあたり患者様の同意を得ています。効果には個人差があります。

症例②:人中短縮(皮膚切開)+他院修正

他院で人中短縮を受けた後、横顔の上唇がのっぺりと平らになってしまった方の修正症例です。正面からは気づきにくいですが、横から見ると立体感がない状態でした。これは長さの問題ではなく、「人中短縮によって唇の立体感がなくなった」ことが原因です。
鼻の下を切開し皮膚・皮下組織を切除した上で、中央の厚みを調節し鼻柱基部と唇のフチを前に出して丸みのある上唇を作っています。上唇がツンと上向きになることで、さらに人中が短く見える効果もあります。

リスク・副作用:腫れ・内出血・違和感・感染・出血・傷跡・感覚異常・後戻り・ガミースマイル・鼻翼の広がり・術前説明との相違など。

費用(税込) 人中短縮(皮膚切開):¥420,000 麻酔費用・検査費用等が別途かかる場合があります。

掲載にあたり患者様の同意を得ています。効果には個人差があります。

まとめ

Cカールは、人中の長さ・鼻柱基部の高さ・上唇のカールという3つの要素が整って初めて生まれる口元の形です。

人中を短くするだけでは解消しにくい立体感の問題には、裏人中短縮・猫貴族手術・人中厚み調整3Dなどの組み合わせが有効になることがあります。

「ただ短くするだけじゃなくCカールを作りたい」「自分の場合どの施術が必要か」という方は、まずカウンセリングで口元の状態を確認してください。顔全体のバランスを見た上で、一人ひとりに合ったプランを提案します。

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