「やせる眉下リフト」とは?──まぶたの厚みを根本から改善する外科的アプローチ

術式

眉下リフト
施術直後

施術内容

今回ご紹介する症例は、一般的に知られている“たるみ”ではなく、まぶたの“厚み”に悩まれていた方です。特に皮膚の厚さやその下にある筋肉、脂肪が重なっていることで、まぶたが分厚く見える状態でした。

このような場合、皮膚のみを切除する一般的な眉下リフトでは十分な効果が得られにくいため、今回は「皮膚」「眼輪筋」、そしてそのさらに深層にある「ROOF(眼輪筋後部脂肪)」までしっかりとアプローチし、丁寧に除去を行いました。

一見すると皮膚のたるみだけを取る手術のように思われがちですが、まぶたの厚みに対して本質的な改善を目指すには、脂肪層まで踏み込んだ処置が必要です。術後の変化は、特に斜め方向から見たときに明らかで、まぶたの重たさが解消され、全体が“痩せた”ような印象を与える目元に仕上がっています。

また、この患者様は眉の直下に骨の突出(眉骨の隆起)が強く見られたため、厳密には骨のカーブそのものが厚みに影響している部分もありました。こうした場合には、まぶたの軟部組織を整えるだけでなく、必要に応じて「アイホールボーン削り(眉骨削り)」のような骨格へのアプローチも検討することがあります。

眉下リフトは、分厚いまぶたや目尻側のたるみ、眼瞼下垂術後の違和感、二重のラインが不明瞭といった症状に対しても有効な治療法です。皮膚や筋肉だけでなく、内部構造にまで目を向けた手術設計を行うことで、より満足度の高い結果につながります。

まぶたの厚みによる悩みは、加齢によるたるみとは異なるアプローチが求められるケースも多く、診察による正確な評価が欠かせません。ご自身に合った治療法を知る第一歩として、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。

担当医師

前之園 健太

リスク・副作用

腫れ・左右差・イメージ違い・傷あと・眉毛の毛量減・眉毛の形の変化・つり目様変化・ひきつれ・感染・糸の露出など

施術費用

眉下リフト45万円(税込)
※これ以外に、他院修正代・検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。
※モニター等で変動があります。

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