クマ取り=脂肪除去だけじゃ不十分?──凹みも同時に治す「裏ハムラ法」とは|前之園医師 症例解説

術式

裏ハムラ

術後1ヵ月

施術内容

目の下のクマは、ただ脂肪を取るだけでは改善しないケースがあります。
その理由は、クマの原因がひとつではないからです。

具体的には

  • 眼窩脂肪の「前への張り出し(膨らみ)」
  • 皮膚と骨を繋ぐ靱帯による「段差(凹み)」

この“ふくらみと凹み”のセットが影になり、クマを目立たせているのです。


そこで適応となるのが「裏ハムラ法」

裏ハムラ法は、結膜側(まぶたの裏側)からアプローチするクマ治療
凹みの原因となる靱帯を剥離し、そのスペースに自分の余った眼窩脂肪を敷き込むことで、段差をならしていきます。

この方法は

  • 脂肪を切り取るのではなく移動させて再配置
  • ヒアルロン酸や脂肪注入が不要(全て自家組織)
  • 皮膚表面にキズがつかない(結膜アプローチ
  • 涙袋の輪郭がはっきりし、頬も高く見える副次効果あり

といった、自然で構造的な改善を目指せる治療法です。


こんな方におすすめです

  • クマ取りをしたのに凹みが残った経験がある
  • 影クマ・たるみクマが気になる
  • 注入なし・ナチュラルな仕上がりを希望している

目の下の印象は、顔全体の若々しさや明るさに大きく影響します。
「何を取るか」より「どう整えるか」──構造に基づいた治療で、本質的な改善を目指しましょう。

担当医師

前之園 健太

リスク・副作用

腫れ・左右差・下眼瞼の下垂、内反、外反

施術費用

裏ハムラ 定価 55万円(税込)

※これ以外に、他院修正代・検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。
※モニター等で変動があります。
※2025年7月現在

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