裏ハムラ法の手術直後は腫れるの?完成までのリアルな経過と“可愛さ”を作るこだわり

目の下のクマやたるみ、凹凸は、お顔全体を疲れて見せたり、実年齢以上に老けた印象を与えたりする大きな原因になります。このクマを解消し、健康的で若々しい目元を取り戻す治療として、現在非常に高い支持を得ているのが「裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)」です。

裏ハムラ法を検討するとき、一番気になるのが「どれくらい腫れるのか」「仕事にはいつ復帰できるのか」というダウンタイムのことだと思います。脂肪を大きく移動させる手術だからこそ、身構えてしまう方も少なくありません。

そこで今回は、実際の症例動画や写真を交えながら、裏ハムラ法の「リアルな腫れ具合」や「完成までの詳しい経過」、そして単にクマを消すだけではない「顔全体のビジュアルを上げるためのこだわり」について詳しく解説します。

目次

目の下のクマを形成する「解剖学的な原因」

なぜ目の下に不自然な膨らみや凹みができてしまうのか、その原因は目元の解剖学的な構造にあります。クマの正体は、単に皮膚の色がくすんでいるわけではなく、主に以下の2つの要素の組み合わせによって作られています。

① 目の下を膨らませる「眼窩脂肪(がんかしぼう)」

目の骨の器(眼窩)の中で、眼球を保護しているクッションのような脂肪を「眼窩脂肪」と呼びます。加齢などによって眼球を支える組織が緩むと、眼球の重みに押されてこの眼窩脂肪が前方へと押し出されてきます。これが、目の下の「ぷっくりとした膨らみ」の正体です。

② 皮膚を引っ張って凹ませる「靭帯(じんたい)」

突出した膨らみのすぐ下には、皮膚を骨側へと強く引っ張っている頑丈な靭帯が存在します。脂肪が前に出てくる一方で、この靭帯がある部分は奥に引き留められるため、目の下に深い「凹み(溝)」が形成されます。

この「脂肪による前への膨らみ」と「靭帯による奥への凹み」の強力な高低差こそが、影としてのクマを際立たせ、目元のメリハリを奪ってしまう根本的な原因です。

裏ハムラ法の手術直後はどれくらい腫れるのか?

「目が開かないほど腫れるのでは」と身構えてしまう方も多いですが、実際の手術直後の腫れ具合は「脱脂と変わらない程度」ですむことがほとんどです。

左が術前、右が手術直後の状態です。お顔の表面に傷跡はなく、直後は大きな腫れや強い内出血はそれほど目立ちません。

裏ハムラ法は、お顔の表面ではなく、瞼の裏側(結膜側)からすべての操作を行うため、術直後は皮膚の表面にダメージがほとんど見られません。そのため、術直後では、一般的な脱脂術とほぼ同等の非常に軽い腫れ感で収まるケースが大半を占めます。

術後から完成までの具体的なダウンタイム経過

手術直後は比較的スッキリとして見えますが、ここから腫れが少し強くなっていき、完成(およそ3ヶ月〜半年)に向けてお肌の内部で一連の治癒反応が起こります。このプロセスこそが、裏ハムラ法において知っておくべきリアルな経過です。

① 手術直後〜数日間:ピークへ向かう腫れ

手術直後のすっきりした状態から、翌日〜3日目にかけて腫れや内出血のピークを迎えます。これは組織を一度動かしたことによる自然な反応です。

② 術後1週間〜2週間頃:目の下が浮腫む

大きな腫れが引いてくると、次は目の下から頬の上部にかけて「浮腫み」の症状が現れます。水分が溜まることによる一時的な症状ですので、日常生活を送る中で徐々に引いていきます。

③ 術後3週間〜1ヶ月頃:目の下が固くなる(移動した脂肪の拘縮)

浮腫みが引いた段階で、今度は移動させた脂肪とその周囲の組織が馴染む過程に入ります。この時期、一時的に目の下の組織が「固く」なります。 これは組織が傷を治そうとする「拘縮」という正常な治癒反応です。触ると少し硬さを感じたり、引きつれ感を覚えたりすることがありますが、3ヶ月〜半年ほどかけてゆっくりと柔らかく、本来の自然な質感へと戻っていきます。

※不要な脂肪を切り取って出すだけの脱脂術に比べ、裏ハムラ法は「靭帯を剥がし、脂肪を適切な位置に動かして固定する」という複雑な工程を踏むため、脂肪が新しい位置にしっかりと生着し、この拘縮が抜けて完全に馴染むまでに少し長めの期間が必要となります。

単なる「クマ消し」ではない、全体のビジュアルを上げるこだわり

ダウンタイムを経て手に入るのは、単に「目の下の凸凹が平らになった顔」だけではありません。私が裏ハムラ法を行う上で最も徹底しているのは、ただクマという影を治すだけでなく、

  • どうしたら可愛くなるか?
  • どうしたら綺麗になるか?
  • どうしたら全体のビジュが上がるか?

を常に頭に置き、お顔全体のバランスを緻密に計算して手術をすることです。

こちらのフル動画で、実際のカウンセリング(デザイン)から、術直後のリアルな状態までの流れをご確認いただけます。

術前解説です。凹んでいる靭帯の走行ラインを正確に見極め、膨らんでいる脂肪をどの方向(矢印の方向)へ移動させるかをミリ単位で設計しています。この正確なマーキングが、なめらかな仕上がりを作るための基盤となります。
手術直後の様子です。突出していた目の下の脂肪を適切な位置へと移動させ、土台を平らにならしたことで、患者様がもともと持っていた涙袋のすぐ下に、キュッと引き締まった美しい「くびれ」が自然に誕生しているのが分かります。

脂肪をただ抜くだけの治療では、目の下が平らにはなっても、全体的にボリュームが減ることで寂しい印象になったり、涙袋の輪郭がボヤけてしまったりすることがあります。

当院では、お顔全体のバランスを見随え、光と影のコントラストをコントロールします。凹凸をなめらかに平らにならすことで、それまで脂肪の膨らみに埋もれていた涙袋(眼輪筋)本来のポテンシャルが100%引き出され、目元全体のビジュアルが大きく向上するのです。

まとめ:理想の涙袋への最短ルートは「土台」を知ることから

涙袋を綺麗に作りたいのであれば、まずは「自分の今の土台」がどうなっているかを知ることが不可欠です。

鏡を見て「目元を変えたい」と感じたとき、ついヒアルロン酸の注入など「足し算」ばかりを考えてしまいがちですが、もし目の下に脂肪の突出(クマ)や古いヒアルロン酸が残っているなら、まずはその土台を整える必要があります。

  • 古いヒアルロン酸があるなら、まずは「溶解」
  • クマがあるなら、まずは「クマ取り(裏ハムラ法)」

無理に足し算を重ねて不自然な仕上がりになるのを防ぐためにも、一度リセットし、裏ハムラ法で綺麗な「くびれ」という土台を作る。この医学的に理にかなったプロセスこそが、お顔全体のビジュアルを最も美しく引き上げる唯一の方法です。

MAe Clinicでは、患者様ひとりひとりの骨格や脂肪の付き方に合わせ、将来的に後悔しない最適な治療プランをご提案します。目の下の影や、涙袋のボヤけにお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)

  • 定価: 48万円(税込)
  • モニター割引あり(審査あり)
  • リスク・副作用: 腫れ、左右差、下眼瞼の下垂、内反、外反、内出血、感染、血腫、一時的な感覚鈍麻、複視、イメージ違いなど。

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