術式
- 鼻中隔延長（肋軟骨）
- 鼻尖形成
- 鼻尖軟骨移植
- 猫貴族手術（肋軟骨）
- 外側人中短縮
- 他院修正
術後6ヵ月
施術内容
本症例は、過去に他院で人中短縮とオステオポールによる鼻形成を受けた50代女性の方です。
しかし、術後に「人中がまだ長く見える」「鼻先が下がって魔女鼻のように見える」といったお悩みが残り、当院にご相談くださいました。
Point 1｜倒れた鼻先の構造を再建
他院で挿入されたオステオポールが、鼻中隔を前方に押し倒すような形で鼻先の変形を引き起こしていました。
そこでまず、異物（オステオポール）を摘出。さらに肋軟骨を用いた鼻中隔延長と鼻尖形成により、前方支持を補強し、自然な鼻先の高さと角度を再構築しました。
Point 2｜“人中が長く見える”本当の理由
単に皮膚の長さだけが原因ではありません。
以下のような構造的・機能的要因が重なっていました。
- 噛み合わせ（受け口）による上口唇筋の緊張
- 中顔面の凹みによるEラインの乱れ
- 上唇に無意識に力が入ることによる人中の伸展
これらを解剖学的に分析し、原因をひとつずつ取り除く方針をとりました。
Point 3｜唇と中顔面への多層的アプローチ
・中顔面の陥凹補整：猫貴族手術（肋軟骨）で前方支持を追加
・唇のボリューム不足：人中部の皮下組織を移植して自然な厚みに
・唇の形状補整：外側人中短縮を組み合わせ、“富士山型”を防止
これにより、単に「短くする」のではなく、人中・鼻・口唇の一体感あるデザインが実現しました。
術後経過
6ヶ月時点で、自然な鼻先の角度とふっくらとした唇、人中の立体感が回復。
マスクを外すことに不安を感じていた患者様も、自信を持って人前に出られるようになりました。
こんな方におすすめです
- 他院での人中短縮後の仕上がりに不満がある
- 鼻先が下がって見える（魔女鼻）
- 口元が平面的で老けて見える
- 骨切りなしで口元の印象を変えたい
担当医師
前田 翔
リスク・副作用
感染、変形、左右差、後戻り、マヒ、可動性の変化、イメージとの相違等
施術費用
鼻中隔延長(肋軟骨)￥860,000
鼻尖形成￥337,000
鼻尖軟骨移植￥240,000
猫貴族手術(肋軟骨)￥660,000
外族人中短縮¥420,000
※2025年6月時点での料金です。
※これ以外に、他院修正費用・検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。
※モニター等で変動があります。
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