



術式
口角挙上
M字リップ形成
術後:6ヵ月
施術内容
今回の症例は、唇が比較的薄く、凹凸の少ない口元の方に対して行った、口角挙上とM字リップ形成を組み合わせた複合治療です。
口元の印象は、唇の厚みだけでなく、口角の位置やカーブ、唇中央の立体感によって大きく左右されます。どれか一つだけを整えても、全体として物足りなさが残ることがあります。そこで今回は、口角と唇の形を同時にデザインする方法を選択しました。
口角挙上では、下がって見えやすい口角を無理のない範囲で引き上げ、常にご機嫌そうに見える口元を目指しています。過度に上げすぎると不自然になるため、表情の動きまで考慮した位置で調整しています。
M字リップ形成では、唇中央に自然な山を作り、厚みを足しすぎずに立体感を出す設計としました。ふっくら感は出しつつも、輪郭が強調されすぎないよう、全体のバランスを重視しています。
よくご質問をいただくのが傷跡についてですが、口角挙上の傷は口角部分に、M字リップ形成の傷は唇の粘膜側にできます。いずれも目立ちにくい位置を選び、丁寧に縫合しているため、術後6か月時点では、よく見ないと分からない程度に落ち着いています。
笑ったときや口を開けたときにも違和感が出にくく、いかにも手術をした印象が残らないことを大切にしています。可愛らしさだけが自然にアップデートされるような口元を目指した症例です。
担当医師
木下 恵里沙
リスク・副作用
口角挙上のリスク
感染 ・術後の痛み、腫れ ・血がたまる ・内出血 ・仕上がりがイメージと異なる ・糸が露出する ・創部離開 ・創部の段差・ 凹み・ ゆがみ ・左右差
M字リップ形成のリスク
感染 ・術後の痛み、腫れ ・血がたまる ・内出血 ・仕上がりがイメージと異なる ・糸が露出する ・創部離開 ・創部の段差・ 凹み・ ゆがみ ・左右差
施術費用
※2025年12月時点での施術料金です。
※これ以外に、他院修正代・検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。
※モニター等で変動があります。





