タレ目形成(グラマラスライン形成)の手術方法は、
大きく分けると
「皮膚切開」
「結膜切開」
この2つに分けられるのですが、どちらがいいのかよく聞かれます。
結論から言うと
「結膜切開」でのグラマラスライン形成がいいです。
その理由や、メリット・デメリットなども含めて、日本で一番タレ目形成をしている美容外科医の私が解説します。
下眼瞼下制(グラマラスライン形成)とは

下眼瞼下制(グラマラスライン形成)とは、目尻を下げることにより、白目と黒目の露出を大きくし、タレ目を形成する治療です。タレ目形成とも呼ばれます。
タレ目にすることで、優しくかわいらしい印象になり、同時に目も大きく見せることができます。吊り目が気になる方、優しい目元にしたい方、外側の白目を広げたい方に向いている手術です。
タレ目形成、施術の種類
皮膚切開(まぶたの表側の皮膚を切開)と結膜切開(まぶたの裏の結膜を切開)があります。
皮膚切開

下まつ毛の生え際の下側を切開して、下まぶたを下へ引っ張り、余った皮膚をまつ毛の下で切り取る方法です。
皮膚の外側を切開するため、皮膚表面に傷が残ります(数カ月かけて傷跡は目立たなくなります)。逆さまつげになりにくい、後戻りしにくいのがメリットですが、やりすぎると皮膚を切開しているので元に戻せないというデメリットがあります。あとは皮膚切開の場合は涙袋も減ってしまうのもデメリットです。
結膜切開

まぶたの裏側(結膜)から切開して、下まぶたを下へ引っ張る方法です。外側に傷は残りません。これが一番のメリットかと思います。皮膚を切らないので抜糸の必要もありません。
結膜切開でのデメリットは「逆さまつげ」「後戻り」といわれています。
ですが私の方法だと結膜切開でも逆さまつげもなく、後戻りもしません。ダウンタイムも最小限です。また同時に涙袋も増大するというメリットもあります。
結膜切開たれ目形成で後戻りや逆さまつ毛が問題ないとなると、デメリットも多くダウンタイムの長い皮膚切開する理由がなくなる、こういった理由から、私のグラマラスライン形成は結膜切開で行うことがほとんどです。
実際の症例

術式:結膜切開グラマラスライン(タレ目形成、下眼瞼下制)、裏ハムラグレードアップ 術後3ヶ月
8件クリニックを回って当院で手術を決意されました。結膜切開グラマラスラインでツリ目を改善し、白目の範囲を広げました。元々大きい目元のお客様でしたが、グラマラスライン形成をして、丸みがでて可愛らしい印象になりましたね。
リスク・副作用:・腫れ ・内出血 ・感染 ・傷が開く ・傷痕が気になる ・目がゴロゴロする ・下がり方に左右差があると感じる ・希望の下げ幅と異なると感じる ・目が乾燥する ・逆さまつ毛 ・違和感を感じる ・下まぶたへの影響(下まぶたが下がったり外反する可能性) ・下三白眼(黒目の下の白目が見える)になる ・涙袋がなくなる ・目の焦点が合わない
施術費用:結膜切開グラマラスライン 部分モニター税込49.8万円、裏ハムラグレードアップ33万円
※これ以外に、他院修正代・検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。
まとめ
タレ目形成(グラマラスライン形成)には皮膚切開、結膜切開があること、私が結膜切開による施術がいいと思う理由について解説しました。
結膜切開たれ目形成で後戻りや逆さまつ毛が問題ないとなると、皮膚切開する理由はなくなりますね。日本ではまだまだ皮膚切開で行っているクリニックが多く、修正でカウンセリングに来られる方も多いです。
【皮膚切開グラマラスラインの後悔パターン】
ダウンタイムが長い
キズが残る
腫れによりデザイン精度が落ちる
涙袋が減る/涙袋ヒアルロン酸も入れにくくなる
修正困難
島田の結膜切開タレ目形成なら皮膚切開のデメリットはありませんのでご安心ください。
私はグラマラスラインを専門にして10年近くなります。約1500名の手術を担当させて頂きました。日本でトップのグラマラスラインの手術をしていると自負しています。10年かけて完成した島田の専門分野です。タレ目形成が気になっている方、島田にぜひお任せください。
