人中短縮で鼻が上向きに?他院修正で自然な鼻柱を再構築した症例

鼻 他院修正 症例
鼻 他院修正 症例

術式

鼻中隔延長(肋軟骨)
鼻尖形成
鼻尖軟骨移植

術後1ヵ月

施術内容

Modified small Forked flap+鼻形成術

「人中短縮をしたら、鼻が不自然に変形してしまった」
近年、そうしたご相談を多くいただくようになりました。

今回の患者様も、他院で人中短縮を受けたあと、
鼻柱(鼻の中央の軸となる部分)が切除されてしまい、鼻先が上を向いたような形に変形してしまった方です。

原因:人中短縮による構造破綻

本来、人中短縮は上唇の縦幅を整える施術ですが、術式によっては
鼻柱基部や鼻腔底が一緒に切除されてしまうことで、以下のような変化が起こることがあります。

  • 鼻の穴が見えやすくなる(アップノーズ)
  • 鼻先が上を向いてしまう
  • 鼻全体が低く平坦に見える

顔の中心である鼻に変形が起きると、印象が大きく崩れてしまうため、早めの修正が重要です。

今回の修正術式

この方の症例では、以下の3つの手術を組み合わせて行いました。

【施術内容】

  • 鼻中隔延長(肋軟骨)
     → 切除されていた鼻柱を、肋軟骨を用いてしっかりと再建
  • 鼻尖形成
     → 鼻先の丸み・角度を微調整し、自然な立体感を持たせる
  • 鼻尖軟骨移植
     → 鼻先の支持性を補強し、美しい形をキープ

さらに、Modified small Forked flapという特殊な形成術を用いて、
限られた組織の中でも自然な鼻柱の高さと向きを再構築しました。

この術式は、見た目だけでなく、鼻の穴の左右バランスや空気の通りやすさなどの機能面にも配慮された方法です。

術後経過(1週間)

術後わずか1週間ですが、鼻先の角度や穴の形はすでに大きく改善し、
前から見ても不自然さがなく、自然な鼻の形に整ってきているのがわかります。

傷跡も経過とともにより馴染み、目立たなくなっていきます。

他院修正をお考えの方へ

人中短縮や鼻形成は、顔全体の構造に関わる非常に繊細な領域です。
術後の違和感や変形を感じている方は、無理に我慢せずご相談ください。

当院では、初回手術・他院修正どちらにも対応可能です。
顔全体のバランスや構造を理解した上で、的確な修正をご提案いたします。

担当医師

望月 正人

リスク・副作用

感染、変形、左右差、後戻り、鼻閉、マヒ、可動性の変化、イメージとの相違等

施術費用

︎鼻中隔延長(肋軟骨):¥860,000
鼻尖形成:¥337,000
鼻尖軟骨移植:¥240,000

※2025年5月時点での料金です。
※これ以外に、他院修正代・検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。
※モニター等で変動があります。

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