毎年、春休みの時期になると、学生さんや新社会人の方から二重整形のご相談が一気に増えます。
一番多いご希望は、
「新生活が始まるまでに、周りにバレないくらい自然な二重にしたい」
というものです。
気持ちはとてもよく分かります。新しい学校、新しい職場。第一印象は大切ですし、「整形した」と気づかれずにスタートしたいですよね。
ただし、ここで大事なのは
“バレない=幅を狭くする”ではない ということです。
今日は、目の手術を専門にしている私が、医学的な視点から「春休み中に自然な二重を完成させるためのポイント」を、できるだけ分かりやすくお話しします。
「バレない二重」の正体は“幅”ではなく“自然さ”
「できるだけ狭い幅でお願いします」
カウンセリングでよく言われる言葉です。でも実は、幅が狭いだけでは自然にはなりません。
不自然に見えてしまう原因は、主にこの3つです。
- 目を閉じたときにポコッとした結び目が見える
- 食い込みが強すぎてラインが不自然
- 術後の強い腫れが長引く
つまり、「自然に見えるかどうか」は、
- 目を閉じたときの滑らかさ
- 目を開けたときの折り目のなじみ
- ダウンタイムの短さ
この3つで決まります。
私は常に、
「開いても自然、閉じても自然」
を目指してデザインしています。
術式の選択が“バレにくさ”を左右する
当院では、二重埋没法として主に2つの方法を行っています。
■ 表留め(皮膚側で固定)
- 結び目:まぶたの表側
- 表面に小さな針穴あり(数日でほぼ目立たなくなる)
- 翌日からメイク可能
- 腫れ:標準的
- 料金(税込):¥150,000
■ 裏留め(粘膜側で固定)
- 結び目:まぶたの裏側
- 表面の傷跡:一切なし
- 手術直後からメイク可能
- 腫れ:比較的抑えやすい
- 料金(税込):¥240,000
なぜ裏留めが“バレにくい”のか?
裏留めは、まぶたの裏側(結膜側)で糸を固定するため、皮膚側に傷が一切できません。
そのため、
- 目を閉じても凹凸が目立ちにくい
- 直後からメイクで自然にカバーできる
- ダウンタイムが比較的軽い
というメリットがあります。
春休み中に友達と会う予定がある方や、「絶対にバレたくない」という方には、裏留めを選ばれることが多いです。
もちろん、全員に裏留めが適しているわけではありません。まぶたの厚みや脂肪量によって最適な方法は変わります。
大切なのは、「自分のまぶたに合った術式を選ぶこと」です。
腫れを最小限に抑える3つのポイント
「ダウンタイムが心配です」
これも本当によく聞くご相談です。
腫れの正体は、
組織への刺激+内出血+むくみ です。
つまり、腫れを減らすには「手術の丁寧さ」と「術後の過ごし方」が重要になります。
① 手術中の工夫(医師の技術)
私は、腫れを抑えるために次の点を徹底しています。
- 麻酔量を最小限にする
- 組織をできるだけ傷つけない
- 素早く正確に糸をかける
- 細かい出血も丁寧に止血する
まぶたは非常に繊細な組織です。少しの刺激でも腫れに直結します。
大手美容クリニックで多くの症例を担当してきた経験から、「いかに優しく、いかに無駄なく操作するか」がダウンタイムを左右することを実感しています。
② 術後2〜3日はしっかり冷やす
手術後すぐの冷却はとても大切です。
- 保冷剤をタオルで包む
- 10〜15分程度を目安に優しく当てる
- 直接肌に当てない
血管が収縮し、腫れの広がりを抑えることができます。
この3日間の過ごし方で、その後の回復スピードが変わります。
③ 日常生活で気をつけること
- 枕を少し高くして寝る
- 長風呂を避ける
- 激しい運動を控える
- 飲酒は数日我慢
血流が急に良くなると、腫れが長引きます。
春休み中だからといって夜更かしや飲み会が続くと、回復が遅れてしまいます。「数日だけ我慢」これが一番の近道です。
ダウンタイムと春休みの理想的なスケジュール
春休みを利用するなら、できれば新生活の2週間前が理想です。
■ 当日〜3日目


腫れのピーク。
可能であれば自宅でゆっくり。
■ 4日目〜1週間

大きな腫れが引き、メイクで十分カバー可能。
■ 1ヶ月

完全に腫れが引き、二重ラインの形と幅が安定しました。
デザインで一番大切なこと
二重整形において成功を左右する最大の要素は、「適切なデザイン」を見極めることです。シミュレーションの際、私は単に「幅」を見るのではなく、具体的に以下の三つのポイントを満たしているかを確認しています。

仕上がりを左右するポイントは、主に次の3つです。
① まつ毛の生え際が隠れないこと
二重ラインがまつ毛の根元に重なると、目元が重く見えます。自然な立ち上がりを作るためには、まつ毛の生え際がきちんと見える位置にラインを設定することが大切です。
これができていないと、いわゆる「眠そうな目」や「食い込みが強い不自然な目」になってしまいます。
② 二重部分の皮膚がたるまないこと
ラインの位置が高すぎると、二重の下の皮膚が余ってしまい、時間が経つにつれてラインが薄くなったり、不安定になったりします。
術後もきれいな形を維持するためには、まぶたの厚みや皮膚の張りを見極めたうえで、無理のない位置に設定することが重要です。
③ 黒目が十分に見えること
黒目の上下の開きがしっかり確保されると、目全体が明るく見えます。
幅だけを広げても、黒目の見え方が変わらなければ印象はあまり変わりません。
逆に、適切な位置にラインを作ることで、自然に目が大きく見えるようになります。
これらの条件を満たしたうえで、患者様のご希望とすり合わせながら最終的なラインを決定します。
「広くしたい」「末広型がいい」といった言葉だけで決めるのではなく、客観的に見てバランスの取れたデザインを提案することが、医師の役割だと私は考えています。
まとめ
春休みは、まとまった休みが取れる数少ないタイミングです。
そのため、この時期に二重整形を検討される方は非常に多くなります。
限られた期間の中で仕上げるためには、
・自分のまぶたに合った術式を選ぶこと
・腫れを最小限に抑える工夫をすること
・無理なデザインにしないこと
この3つが重要です。
当院では大阪院(新大阪)を中心に診療し、定期的に東京院(日本橋)でも診察を行っています。
二重の“自然さ”は人によって基準が違います。
幅だけで決めるのではなく、骨格やまぶたの状態を診た上で、客観的に提案することが大切だと私は考えています。
まずはカウンセリングで、現在の目元の状態とご希望を確認させてください。
無理のない方法で、新生活に間に合う現実的なプランをご提案します。
二重埋没法(両目)
料金:¥150,000 〜 ¥240,000(税込)
※術式により異なります
※モニター割引制度あり(要審査)
リスク・副作用:腫れ、内出血、左右差、糸の露出、感染、ラインの消失、違和感など





