【前田翔医師の症例】肋軟骨による鼻整形と脂肪注入の複合術|1年後も崩れないライン

術式

鼻中隔延長、鼻尖形成、梨状口縁細片軟骨移植(猫貴族手術)、鼻背細片軟骨移植(隆鼻術)全て肋軟骨 脂肪注入(額・こめかみ・目の下・頬・ほうれい線)口角挙上

術後1年

施術内容

鼻中隔延長や猫貴族手術、さらに顔全体への脂肪注入と口角挙上まで、肋軟骨を中心に複数の施術を組み合わせた方の1年後の経過をご紹介します。

もともとこの方は、10年近く鼻筋にプロテーゼが入っており、それによって拘縮が起きていました。今回、プロテーゼを取り除き、肋軟骨を用いて鼻を再構築。延長を主体にデザインした鼻は、1年以上経っても形が崩れることなく、美しいラインを保っています。

改めて、肋軟骨は長期的に安定しやすく、自然な形状を維持できる優れた素材だと感じます。

中顔面の立体感を出すためには、単に鼻を高くするのではなく、基部からの支えが重要です。鼻翼や鼻柱の付け根に細片軟骨を移植し、それらを前方に移動させることで、顔全体の構造がしっかり整いました。鼻先はその土台の位置に合わせて高さを調整。今回は、丸みを残しながらも、前方への自然な投影をつけたいというご希望がありました。

鼻唇角も調節し、Cカールを描くようなやわらかい印象に。表情が動いても不自然にならないように、異物の位置や角度にも細かく配慮しています。

鼻筋に関しては、施術の最後に全体のバランスを見て仕上げています。基本的には鼻先から希望のラインに合わせて調整し、鼻根の位置はあまり高くしすぎない設計です。眉間との境界が曖昧になると、わずかな違和感につながるため、自然な高さを心がけています。

鼻や口元の整形は、1パーツだけに集中すると逆にバランスを崩してしまうこともあります。見た目の美しさはもちろん、鼻翼や口唇との位置関係まで含めて、全体の調和を見ながら治療計画を立てることが大切です。

担当医師

前田 翔

リスク・副作用

感染、変形、左右差、後戻り、マヒ、可動性の変化、イメージとの相違等

施術費用

▶︎鼻中隔延長(肋軟骨)¥860,000
▶︎鼻尖形成¥337,000
▶︎鼻尖軟骨移植¥240,000
▶︎鼻背細片軟骨移植(隆鼻術)¥650,000
▶︎猫貴族手術(肋軟骨)¥660,000
▶︎脂肪注入(額、こめかみ、目の下、頬、ほうれい線)¥198,000~

※2025年6月時点での料金です。
※これ以外に、他院修正費用・検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。
※モニター等で変動があります。

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