最近は美容整形に対するハードルが下がってきており、誰でも整形ができる時代になっています。
鼻整形もそのうちの1つになります。
先日DMで小学生のお子様のお母様から
「娘が鼻整形をしたい！
と言い出しました。
実際、小学生の鼻整形って可能ですか？」
という問い合わせをいただきました。
ということで、今回は鼻整形は何歳からできるのか、小学生からでもできるのか回答していきます。
回答医師
鼻整形は小学生でもできる？
結論、小学生のうちの鼻整形はやめといた方がいいと思います。
10代ぐらいの間は特にそうですが、まだ精神的に成熟していない方が多いと思うので、その状態で鼻整形を行うことは推奨していません。
また、鼻は15歳前後まで成長をする部位になります。
鼻整形は骨格に合わせて行うことが多いため、鼻の成長途中での整形は推奨しません。
したがって、個人差はあるものの一般的には16歳以降に鼻整形ができるようになる、と言えるかもしれません。
日常生活に困っている場合は要検討
しかし日常生活にも困っており、本当に悩んでいる場合は要検討と言ったところでしょうか。
例えば
・鼻がコンプレックスで学校に行けない
・鼻の形でいじめられてしまう
このような方に対しては、可能な範囲で鼻整形を行う場合があります。
切開を伴わない施術、ヒアルロン酸注射などの整形であれば、鼻の成長が終わっていない状態でも行うことができる場合があります。
そういった方ではない限りは、基本的には小学生や中学生の鼻整形はおすすめしていません。
ただ、可愛い自分の好きな顔でいられる期間が長いという意味では、早くした方がいい、という考え方もありますよね。
肋軟骨を使用した鼻整形について
鼻整形にも色々な種類がありますが、肋軟骨を使用する手術があります。
胸の軟骨を取る手術ですね。
この手術にはデメリットがありまして、それが「骨化」になります。
鼻整形には軟骨が適しているのですが、年齢を重ねていくと肋軟骨が骨化してしまい、鼻整形で使用するのが困難になってしまう可能性があります。
骨化する年齢というのはそれぞれ違いますが、早ければ早いほど肋軟骨の骨化が少ないと言われています。
なので、肋軟骨を使用する鼻整形の場合は、できるだけ早めに手術をした方がいいと思います。
しかし、それを踏まえても小学生や中学生の鼻整形はおすすめしません。
まとめ
以上、鼻整形は何歳からできるのか、小学生からでもできるのか回答していきましたがいかがだったでしょうか。
今後も鼻整形に関する質問に答えていきます。
他にもたくさんの質問に回答していますので、気になる方は他の記事もご覧になってください。
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