人中(鼻の下)を短くする方法はある?ボトックス?切らない方法?

目次

こんな悩みの方におすすめの記事です

・人中短縮が気になるがどんな方法があるのか気になる方
・鼻の下が長いのが気になっている方
・面長な印象を変えたい方
・のっぺりとした顔の印象を変えたい方
・加齢で鼻の下が伸びてきた方
・人中を短くして、引き締まった印象にしたい方

人中はどの部位?

人中とは鼻の下から上唇に伸びる溝の部分を言います。

人中の真ん中のくぼみは人中窩(にんちゅうか)、その両側の盛り上がりを人中稜(にんちゅうりょう)といいます。

人中(鼻の下)が長いと、面長でのっぺりとした印象になりますが、鼻と唇の間の距離を短くすることによって、顔の印象が引き締まり、若々しい印象にすることができます。

人中の長さはどのくらいが理想?

鼻の下から上唇までの距離と、下唇からあご先までの距離が、「1:2」になるのが、望ましいバランスだと言われています。

人中が長くなる原因

加齢によるたるみ

年齢を重ねていくと、頬や口周りの表情筋が衰え、たるみが生じて人中が長くなります。また唇のハリの低下によりボリュームがなくなり、上唇が薄くなることでも人中が長く見えます。

歯並び

出っ歯の方は、鼻の下周辺の皮膚が内側から押し上げられ、人中が長く見えることがあります。また、下顎が後退している場合も、人中が長く見える場合はあります。顎が後退していると、口を閉じる時に人中が引き伸ばされてしまうためです。

人中を短くする方法

人中短縮術(切開法)

人中短縮は鼻の下を切開し、余分な皮膚を切除して鼻と唇の間の距離を縫い縮め、鼻の下を短くする治療です。鼻の下の付け根に沿って切開し、鼻の下の余分な皮膚を切除し縫合すると、切除した分上唇が引っ張られて、鼻下から上口唇までの距離が短くなります。同時に筋層(口輪筋)も引き上げて処理することで、後戻りを防ぐことができます。

切らない人中短縮

人中短縮は鼻の下を短くする治療です。一般的な切開による人中短縮術は鼻の下に傷がつきますが、当院オリジナルの皮膚に傷がつかない人中短縮は口腔内から切開するため皮膚に傷をつけることなく半永久的な効果があります。

上口唇の裏側(口腔内粘膜)を切開し、口輪筋を切除し頭側に縫合固定することで、鼻下から上口唇までの距離を短くします。

ボトックス

口輪筋という口をすぼめる時に使う筋肉にボトックスを注入して動きを弱めることで上唇がめくれあがり、人中を短く見せることができます。

ヒアルロン酸

上唇が薄かったり、平坦だと、のっぺりした感じとなり、人中も長く見えてしまいます。
上唇にボリュームを持たせ、ツンと上向きにすることで、可愛らしい雰囲気になり、人中も短く見えるといった効果があります。

実際の症例

術式:上口唇軟部組織切除(皮膚切開を伴う人中短縮術)

他院で人中短縮術を受けたが術後に人中が平坦化したとのことでした。上口唇の形態改善とさらに人中を短くしたいと希望し来院されました。
人中長は18mmで4mm皮膚切除しました。皮下脂肪と口輪筋も一部切除し厚みを調節、さらに口輪筋や粘膜下層も引き上げて処理することで、横からみた時にのぺっと平らな感じの上唇が、丸みのある綺麗なCカールとなりました。正面から見た際の人中も短縮されています。

施術内容:上口唇軟部組織切除(皮膚切開を伴う人中短縮術)

施術費用:\420,000

※これ以外に、検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。

リスク:術後は腫れや内出血、違和感を伴います。
感染や出血、キズ、感覚異常、後戻り、ガミースマイル、鼻翼の広がり術前の説明との相違等の可能性があります。

まとめ

理想の人中の長さ、人中が長くなる原因から人中を短くする方法まで説明しました。

物理的に手術で短くする方法から、ボトックスやヒアルロン酸で人中の長さは変わらないけど短く見せる方法もあることが分かったと思います。

ただ、いつも言っているのですが、「人中は短ければ短いほどいい」というわけではありません。

三次元的な凹凸、立体感のバランスもとても重要となっています。

そのため、人中をただ短くするのではなく、上口唇のバランスやその他の部位の位置関係も考慮した上で、適切な治療方法を選択する必要があるのです。

人中を短くしたいと考えておられる方は是非カウンセリングにお越しください。

この記事をシェアする
目次
閉じる