小鼻縮小が後戻りするのは本当?人中短縮は同時にできる?

小鼻(鼻翼)を小さくする小鼻縮小術は、鼻の印象を大きく変える人気の手術ですが、「後戻りするのではないか」という不安の声も聞かれます。また、鼻と口元のバランスを同時に整えたいと、人中短縮術との同時施術を希望される方も少なくありません。

本コラムでは、小鼻縮小術における「後戻りの真相」を術式から解説し、人中短縮術との複合的なアプローチについて、計画的に施術を進めるための知識を提供します。


小鼻縮小の「後戻り」は術式で決まる

小鼻縮小術を受けた後、「元に戻ってしまった」と感じる方がいるのは事実です。しかし、後戻りするかどうかは、採用する術式によってそのリスクが大きく異なります

戻りやすい術式と戻りにくい術式

  • 後戻りしやすいケース: 糸のみで小鼻を縫い寄せる非切開や簡易的な術式の場合、時間経過とともに糸が緩んだり、皮膚や組織の張力に負けてしまい、元の状態に近づいてしまう傾向があります。
  • 後戻りしにくいケース: 鼻翼を縮小した位置を、筋膜や強固な組織を使ってしっかりと骨膜などに固定する術式であれば、後戻りのリスクは格段に低くなります。

小鼻縮小を検討する際は、単に「切開の有無」だけでなく、「どのように組織を固定し、持続性を高めるのか」を執刀医に確認することが、術後の満足度を高める鍵となります。


小鼻縮小と人中短縮の「同時施術」と「施術歴」

小鼻縮小術と人中短縮術は、隣接する部位の手術であり、同時に行うことは可能です。

同時施術が推奨されるケース

鼻の大きさに対して人中が長い場合、小鼻縮小術だけを行うと、人中が相対的に長く強調され、鼻と口元のバランスが崩れてしまう可能性があります。このようなケースでは、人中短縮術を同時に受けることで、より自然で整った顔全体のバランスを実現できる場合があります。

過去の小鼻縮小歴がある場合

既に小鼻縮小術を受けている方が、将来的に人中短縮術を受けることは可能です。ただし、小鼻縮小の傷跡と人中短縮術の切開線が近接しているため、手術の難易度がわずかに上がったり、傷跡の処理に細心の注意が必要になったりする場合があります。この点は、経験豊富な執刀医と事前に十分な相談が必要です。


まとめ:総合的なバランスと術式の選択が重要

小鼻縮小術を成功させ、後戻りのリスクを低く抑えるためには、どのように固定するかという術式を見極めることが不可欠です。

また、口元のバランスまで含めた理想を追求する場合、人中短縮術といった複合的なアプローチが有効となります。施術の可否や順番は、患者様一人ひとりの鼻と口元の骨格、そして過去の施術歴によって異なります。

後悔のない結果を得るためにも、鼻と口元の両方に精通した専門医と十分にカウンセリングを行い、総合的なバランスを考慮したオーダーメイドの治療計画を立てることが、最も重要なステップとなります。

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