埋没法でもここまで変わる|二重整形のデザイン理論を症例で解説

二重 埋没 症例

術式

二重埋没(裏留め)

術直後~術後1ヵ月

施術内容


綺麗な二重をつくるために大切なこと

──それは、“適切なデザイン”です。

二重整形において「どんな幅にするか」「どんなラインを作るか」というデザインは、単に見た目の好みにとどまらず、目の機能や構造にも深く関わる重要な要素です。

今回の症例では、まつ毛の生え際が隠れていたため、目の縦幅がやや狭く見えていた方に対し、二重幅を適切に広げることで、目頭側からしっかりとまつ毛のキワが見える、はっきりとした印象の二重を形成しました。黒目の露出も改善され、まぶたの開き自体も良好になっています。

また、もともとあった左右差についても可能な限り調整を行い、バランスよく整えました。
ただし、目頭側の二重ラインに関しては、右目が末広型、左目がミックス型となっており、わずかな差が残っています。これは「蒙古ひだ(もうこひだ)」と呼ばれる皮膚のかぶさり方に左右差があることによるもので、目頭切開を行わない限り完全に一致させるのは難しいケースです。

とはいえ、今回のように全体のバランスが整っていれば、実際にはその差が気になることはほとんどなく、十分に自然で調和のとれた仕上がりといえるでしょう。

「適切な二重デザイン」とは?

理想的な二重は、単に幅が広い・狭いといった単純なものではなく、以下のような条件を満たしていることが重要です。

  • まつ毛の生え際が見えている
     ⇒ アイラインが引きやすく、目の縦幅も強調される
  • 二重のラインが皮膚のたるみによって潰れていない
     ⇒ メイクのりも良く、ラインが安定しやすい
  • 黒目の開き(瞳孔露出)がしっかりとある
     ⇒ 眠たそうに見えず、印象がはっきりする

これらを総合的に満たしている二重幅こそが、「その方にとって適切なデザイン」です。
さらにそこに患者さまのご希望や理想のイメージをすり合わせていくことで、「自分に似合う」自然で綺麗な二重が完成します。

綺麗な二重を作るために必要な3つの要素

  1. 適切なデザインの選定
  2. まぶたの構造や厚みに応じた適切な術式の選択
  3. 繊細な操作を可能にする医師の技術力

この3つがそろって初めて、術後にラインが取れにくく、仕上がりも美しい二重が実現します。


「目を大きく見せたい」「自然な印象にしたい」「左右差を整えたい」など、二重整形に求めるものは人によって異なります。
どんな二重が自分に合うのか悩んでいる方も、まずはお気軽にご相談ください。
まぶたの構造を診察し、あなたに最も似合うデザインを一緒に考えていきましょう。

丁寧なカウンセリングと診断を通して、満足のいく二重形成をサポートいたします。

担当医師

前之園 健太

リスク・副作用

腫れ・左右差・イメージ違い・感染・二重消失・糸の露出など

施術費用

二重埋没(裏留め)定価24万円(税込)

※これ以外に、他院修正代・検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。
※モニター等で変動があります。
※2025年5月現在

この記事をシェアする
目次
閉じる