


術式
ハム目修正(睫毛上皮膚切除)
術後2ヶ月
施術内容
今回の患者様は、他院にて二重切開を2回受けた方。
いずれも有名な医師によるものでしたが、「自然な二重にならない」「目元が腫れぼったく見える」と、何年も悩み続けてこられました。
カウンセリングの結果、典型的な「ハム目(はむめ)」の状態が認められました。
「ハム目」とは何か?
ハム目とは、二重のラインの下に不自然なふくらみが出てしまう状態。
腫れぼったさや重たさを感じる見た目になるため、仕上がりに満足できない要因になります。
ハム目の原因はさまざまで、代表的なのは以下の2つです。
- 二重の切開ラインが高すぎる(=幅が広すぎる)
- 二重の食い込みが浅く、ラインがうまく定着していない
これらが原因の場合は、「切開ラインの再設計(再切開)」が必要となり、睫毛上皮膚切除では解決できません。
今回の修正方法:「睫毛上皮膚切除」の適応と効果
しかし今回のケースでは、切開幅・食い込みに問題がなく、上まぶたの皮膚だけがふくらみの原因と判断しました。
そこで選択したのが、「睫毛上皮膚切除」という手術です。
この術式は──
- 睫毛のキワから余分な皮膚のみを切除
- 傷が目立ちにくく、ダウンタイムも比較的短い
- 重たさ・腫れぼったさを解消して自然なラインに戻すことが可能
術後2ヶ月の時点で、患者様からは「ようやく自然な二重になった」とのお声をいただきました。
この手術は“適応が狭い”ことにご注意を
睫毛上皮膚切除は、すべてのハム目に使えるわけではありません。
以下のようなケースでは不適応となります。
- 二重ラインそのものの高さが不適切
- 食い込みが浅く、ラインが不安定
- 皮膚以外(脂肪や癒着)が原因となっている
この手術は「適切な高さの切開ラインかつ二重の引き込みも問題ない場合のハム目」の場合のみに有効です。
ハム目という悩みは一見シンプルに見えて、原因は非常に複雑で個人差が大きい領域です。
大切なのは「どの方法で治すか」ではなく、「何が原因かを正しく見極めること」です。
だからこそ、修正には豊富な経験と術式の引き出しがある医師が必要です。
✔ ハム目に悩んでいるが、どんな手術が合うのか分からない
✔ 再手術が怖くて迷っている
✔ 他院で「もう治せない」と言われた
そんな方も、ぜひ一度ご相談ください。
一人ひとりの状態を丁寧に分析し、最適な選択肢をご提案いたします。
担当医師
島田 幸一
リスク・副作用
・腫れ ・内出血 ・感染 ・仕上がりに左右差があると感じる ・目がゴロゴロする ・目が乾燥する ・傷が開く ・白目や角膜の損傷
施術費用
睫毛上皮膚切除:¥360,000
※2025年7月時点での料金です。※モニター等で変動があります。
※これ以外に、他院修正代・検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。

