実際の症例写真で見る【目頭切開後のダウンタイム】について解説

目頭切開は、目の横幅を広げたり、蒙古ひだを取り除いたりすることで、目元の印象を大きく変える施術です。 よりぱっちりとした印象に仕上げることができるため、人気のある施術です。

しかし、目頭を切開するため、ダウンタイムが気になるという方も多いと思います。

「どれくらいで腫れが引くのか?」「どのようにケアすれば傷跡がきれいに治るのか?」といった疑問を持つ方も多いかもしれません。

本記事では、目頭切開のダウンタイムの経過や、症例写真をもとにした術後の経過を詳しく解説します。さらに、術後の腫れや内出血を早く引かせる方法や、傷跡を目立ちにくくするためのケアについてもご紹介します。手術を検討している方や、術後の経過が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

目次

目頭切開とは

目頭切開

目頭切開とは、目頭の蒙古ひだ(もうこひだ)を取り除くことで、目の横幅を広げ、目を大きく見せる 手術です。蒙古ひだが強いと、目が小さく見えたり、平行二重になりにくかったりするため、目元のバランスを整える目的で行われます。

  • 施術時間: 約30分
  • 麻酔: 局所麻酔(痛みが少ない)
  • 抜糸: 5〜7日後
  • ダウンタイム: 約1〜2週間(腫れ・内出血が落ち着くまで)
  • 仕上がり: 3〜6ヶ月かけて傷跡がなじむ

目頭切開のダウンタイム中に起こる主な症状

目頭切開後のダウンタイムは 1〜2週間 が目安で、その間に以下のような症状が現れます。

腫れ

  • 発生時期: 術後すぐ〜1週間程度
  • 症状: 目頭部分やまぶた全体が腫れる。ピークは術後1〜3日目。
  • 対策:
    • 術後48時間はアイスパックで冷却(1回10分×1時間おき)
    • 枕を高くして寝る(むくみを防ぐ)
    • 塩分を控えた食事を心がける(むくみ予防)

内出血(青あざ・赤み)

  • 発生時期: 術後1〜2週間
  • 症状: 目頭付近が赤紫色や青色に変色することがある。
  • 対策:
    • 冷却ケアを徹底(術後2日まで)
    • ビタミンCを摂取(柑橘類やピーマンなど)
    • 術後3日目以降は温める(ホットタオルで血流を促進)

痛みや違和感

  • 発生時期: 術後3〜7日
  • 症状: 軽い鈍痛やツッパリ感があることが多い。
  • 対策:
    • 処方された痛み止めを服用
    • 無理に触らない・こすらない(炎症を防ぐ)

傷跡の赤みや目立ち

  • 発生時期: 術後1〜3ヶ月
  • 症状: 傷が赤く目立つことがあるが、時間とともに薄くなる。
  • 対策:
    • 紫外線対策を徹底(UVケア)
    • 保湿をしっかり行う(乾燥を防ぎ、傷跡を薄くする)

目の違和感(ゴロゴロ感・涙目)

  • 発生時期: 術後1〜2週間
  • 症状: 目が乾燥しやすくなったり、異物感を感じることがある。
  • 対策:
    • 目薬で保湿
    • コンタクトレンズの使用を避ける(1〜2週間)

ダウンタイムを短縮するための5つのポイント

術後48時間の冷却

腫れや内出血は、手術後すぐに適切な冷却を行うことで軽減できます。

アイスパックで冷やす(1回10〜15分、1時間おきに)
直接肌に当てず、タオルを巻いて使用する
冷やしすぎによる凍傷に注意する

× 長時間の冷却は逆効果になることもあるため、適度に行うことが大切です。


できるだけ安静にする

術後は体を休め、血流が過剰に促進されるのを防ぐことが重要です。

枕を高くして寝る(頭を心臓より高くすることでむくみを防ぐ)
術後1週間は激しい運動を控える
飲酒・喫煙はNG(血流が良くなり腫れが悪化)

× 長時間の入浴やサウナも避けましょう。

塩分を控える

塩分を控える(塩分が多いとむくみの原因に)

× ファストフードや加工食品はむくみの原因になるため、避けましょう。

症例写真で見る術後の経過

目頭切開 ダウンタイム症例写真
目頭切開 ダウンタイム症例写真

手術直後でも腫れはこの程度です。術後1週間は糸がついていますが、髪の毛ほどの細い糸なので目立ちませんね。

目頭切開のダウンタイムに腫れやむくみがあるといってもこの程度です。そこまで目立たないので、お仕事や学校を休んだりする必要はありません。

私の目頭切開はリドレープ法で行っています。

リドレープ法のメリットは、

傷が目立ちにくい(抜糸前でも糸がほぼ見えない)
ダウンタイムが少ない(術後の腫れ・赤みが少なめ)
自然な仕上がり(不自然に目頭が開きすぎる心配がない)
目上切開とも相性が良い(よりバランスの取れた目元が作れる)

韓国ではこのリドレープ法が主流で、ナチュラルな変化を求める人に選ばれています。リドレープ法にはさまざまなバリエーションがありますが、私はキズが目立ちにくい自然な仕上がりを追求しています。

まとめ

ここまで、目頭切開のダウンタイムについて、実際の症例写真を交えながら詳しく解説しました。手術後の腫れや内出血、傷跡がどのように変化するのか、不安に感じる方も多いと思います。私のリドレープ法はダウンタイムを最小限に抑える工夫を行っています。

一般的に、目頭切開のダウンタイムは約2週間とされています。この期間には、腫れ・痛み・内出血・赤みが出る可能性がありますが、症例写真でもお分かりの通り、私の施術では傷跡も目立ちにくく、ダウンタイムも最小限のため、術後も日常生活に支障が出にくいのが特徴です。特に、細かい縫合技術により、抜糸前でもほとんど糸が目立たないため、施術を受けたことを周囲に気づかれにくいというメリットもあります。

私は日本最大手美容クリニックでもかなりの症例数をこなしてきました。これまで多くの患者様の目元の悩みに寄り添い、それぞれの骨格やバランスに合わせた自然な仕上がりを提供してきました。

また、手術前のカウンセリングでは、患者様の希望をしっかりとヒアリングし、適切なデザインやダウンタイムについての説明を丁寧に行います。 「腫れや傷跡が気になる」「仕事や学校にできるだけ影響を出したくない」といった不安がある方も、カウンセリングを通じて納得のいく施術を受けていただけるよう心がけています。

施術を検討している方は、まずはカウンセリングでお気軽にご相談ください。


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