目の手術の合併症「結膜浮腫」ってなに?結膜浮腫がでたら手術結果に影響がでる?

今日は、目尻切開、タレ目形成、下眼瞼脱脂などの手術をした際に起こる「結膜浮腫」についてお話したいと思います。

患者さまからカウンセリングの際によく聞かれるのが、
「結膜浮腫がでたら手術結果に影響はでますか?」
というものです。

結論から言うと、
「結膜浮腫が出るか出ないかで、手術の仕上がりは変わりません」
ということです。

目次

結膜浮腫とは

結膜浮腫は「白目の腫れ」です。
白目が腫れると白目がゼリー状にブヨブヨしてしまいます。

特に、私オリジナルの白目拡大術や、単体オペでも目尻切開、タレ目形成、下眼瞼脱脂等のまぶたの裏側(結膜)を触る手術の後は結膜浮腫になることがあります。

結膜浮腫の対処法は?

結膜浮腫は白目がブヨブヨして見た目でびっくりされる方も多いのですが、あくまでもただの「腫れ」です。

目に刺激を与えず安静にしていれば数日~長くても2週間で必ず落ち着きます。

コンタクトレンズの場合は浮腫が落ち着くまで眼鏡で対応するといいでしょう。

結膜浮腫がでたら手術結果に影響は出るのか?

この方のように術後結膜浮腫が出ていても、しっかりと綺麗な仕上がりになっていることが分かるかと思います。

結膜浮腫はあくまでもただの腫れです。結膜浮腫が出たからといって、手術の仕上がりが左右されることはないので安心してください。

まとめ

結膜を操作する術後は「結膜浮腫」が出やすい
結膜浮腫とは白目の腫れ
腫れなので時間の経過とともに必ず落ち着く
結膜浮腫によって手術の仕上がりが左右されることはない

ということを解説しました。
安心して手術を受けていただければと思います。

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