術式
猫貴族手術、鼻中隔延長、隆鼻（肋軟骨）、鼻尖形成
施術内容
今回は重症の拘縮アップノーズの症例です。
お悩みとご要望は↓
①鼻先が上向きで短い。正面から鼻の穴が見える
②鼻柱が凹んで隠れている。ACRが後退している
③鼻と中顔面が全体的に陥没している
CTを見てみると
鼻中隔軟骨が、ほとんど、ない…？
骨も凹んでるなぁという印象。
こりゃ厳しいー、皮膚伸びるかな？
手術では、
鼻の穴の土台(梨状口縁)を軟骨で持ち上げ、
土台の鼻中隔軟骨は前方は無かったため、骨を土台にして鼻中隔を再建し延長しています。
皮膚粘膜も拘縮が強かったのでぎりぎり伸びる所まで軟骨を調節して、なんとか中の軟骨を覆うことができました。
鼻筋にも肋軟骨を使って鼻先から自然に繋がるラインを出しています。
人生のステージを考えて不自然な高さを出さないように。
同時に鼻の根元（鼻柱基部）を下げているのでしばらく人中が長くなってしまいます、
４ヶ月後以降に気になるようなら人中短縮術を行うこともあります。今回は元々人中の長さを気にしていらしたので経過を見て手術を行います。
写真は術後2ヶ月です。
拘縮したお鼻は難易度高めですがうまくいったときの嬉しさ、お客様と経過を見ていく楽しさも大きいものです。
初回手術から修正手術までご相談ください。
リスク・副作用
感染、左右差、変形、イメージとの相違、違和感、麻痺、鼻閉
腫れ、内出血、嗅覚低下、気胸
施術費用
1,857,000円
※これ以外に、検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。