ペリカン手術(顎下筋肉縛り)

Platysma Plication Surgery

「ペリカン手術」は、あごの下にできるたるみや二重あごを改善するための施術です。 これは、広頸筋という首の筋肉がゆるんで起こる「筋肉のたるみ」に対して、外科的に筋肉を引き締めることで対応します。 脂肪吸引では改善しにくいケースにも効果があり、自然で若々しいフェイスラインへと導きます。

こんな人におすすめ

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  • 二重あごが目立ち、顔が大きく見える
  • 顎下のたるみや首との境目が不明瞭
  • 加齢によって顎下や首の皮膚が垂れてきた
  • 脂肪吸引では十分な効果を感じられなかった
  • 首元が老けて見えるのを改善したい

施術について

About the treatment

「ペリカン手術」とは、あごの下にできるたるみや二重あごを改善するための手術です。特に、加齢や筋肉のゆるみによって生じる“筋肉が原因のたるみ”に効果があり、脂肪吸引だけでは改善が難しいケースにも対応できます。フェイスラインや首元をすっきりと整え、自然な若々しさを引き出すことが目的です。

この施術では、「広頸筋(こうけいきん)」という首の前側にある薄い筋肉にアプローチします。広頸筋は左右に広がっており、もともとはあごの下で左右がくっついています。ところが、年齢を重ねるとこの筋肉が左右に離れ、中央にすき間ができることで、あご下がたるんで見えたり、首がもたついて見えたりします。これがいわゆる「ペリカン首」や「二重あご」の原因になります。

ペリカン手術

手術では、まずあご下を2〜3cmほど小さく切開し、広頸筋を左右から丁寧に露出させます。そのあと、開いてしまった筋肉を中央に引き寄せて縫い合わせ、しっかりと引き締めます。この工程によって、筋肉のゆるみを根本から整えることができます。

さらに、必要に応じてあご下の脂肪を吸引したり、余った皮膚を切除したりすることも可能です。これにより、全体のバランスが整い、よりシャープですっきりとした輪郭が目指せます。

手術の傷跡はあごの下に隠れる位置にあり、時間が経つとほとんど目立たなくなります。

見た目の年齢を左右するフェイスラインや首元の印象を、筋肉レベルからしっかり整えたい方にとって、「ペリカン手術」は有力な選択肢のひとつです。

ビフォーアフター

BeforeAfter

ペリカン手術

ペリカン手術

施術費用:¥600,000※これ以外に、他院修正費用・検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。 ※モニター等で変動があります。
リスク:感染、変形、左右差、後戻り、鼻閉、マヒ、可動性の変化、イメージとの相違等

 

施術の流れ

Treatment flow

Step

01

切開と剥離

まず、あごの下を2〜3cmほど切開し、皮膚の下にある広頸筋を露出します。必要に応じて、たるみの原因となる脂肪をこの段階で吸引し、すっきりしたラインをつくります。

Step

02

広頸筋の縫縮

左右に広がってしまった広頸筋を中央に引き寄せて縫い合わせ、ゆるんだ筋肉をしっかり引き締めます。これにより、首元のたるみや二重あごを根本から改善します。

Step

03

縫合・固定

最後に、切開した部分を丁寧に縫合し、術後の腫れを防ぐために圧迫固定を行います。これにより、仕上がりの安定と回復をサポートします。

術後経過・アフターケア・リスク

Postoperative course / aftercare / risk

施術時間

60~90分

シャワー

当日は胸から下は可能、3日目より全身可能です。フェイスバンドをしているので患部が濡れないように。

洗 顔

当日はフェイスバンドから出ている部分のみふき取り可能、3日目より全顔可能です。

メイク

当日より可能。

ダウンタイム

個人差はありますが、術後1週目までは目立つ腫れが生じます。

術後の通院

7日後抜糸

リスク・副作用

・糸が露出する ・仕上がりに左右差があると感じる ・施術箇所の知覚の麻痺・ 鈍さ、しびれ ・傷跡のもり上がり・ 凹み・ 色素沈着 ・皮膚の表面が凸凹になる ・効果が少ない(たるみが残っている)と感じる ・効果が強い(引きあがりすぎている)と感じる ・傷口がたわむ ・皮膚の壊死 ・感染 (化膿) ・血種 ・内出血

料金

Price

ペリカン手術(顎下筋肉縛り)

¥600,000《税込》

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