中顔面を短くしたい方必見!長く見えてしまう原因3選と改善方法

中顔面を短くしたいと思っている方は多いと思います。
今回は中顔面を短くしたい人に向けて、中顔面が長く見えてしまう原因や改善方法を解説します。

目次

中顔面とは?平均の長さ

まず中顔面とは、目から口角の間、この間を中顔面と言います。
美しい顔のバランスは、「1:1:0.8~1」と言われています。

中顔面が短いと小顔や童顔のように見えるので、若々しく可愛らしい印象となります。

中顔面が長いと顔の下半分が長く見え、のっぺりした印象となります。また、顔が間延びした印象になって余白部分が大きくなり、その分、顔が大きく見えてしまいます。

中顔面の平均的な長さは、日本人の女性で6.5cm、
iPhoneの横幅よりもやや長いぐらいと言われています。

このような説明をすると

「iPhoneよりも全然長いです。」
「骨切りをした方がいいですか?」

という質問を受けることが多いですが、「単純にただ短くなればいい」というわけではありません。

中顔面を短くするために様々な施術がありますので、まずは原因と適応を考えていきましょう。

中顔面が長く見える原因3選

中顔面というのは、主に3つの原因で長く見えることがあります。

①目のラインが上にある方
②口角や人中が下がっている方
③横幅より縦幅が広い方

この3つがあります。

ですので、

①目の位置を下げる
②口角を上げ、人中を短くする
③顔の横幅を広げる

こうすることで、中顔面を短く見せることができます。

① 目のラインが上にある方

目のラインが上にあると、目から口角までの距離が長くなり、その結果中顔面も長く見えます。

目尻や下まぶたが上がってしまっている方は、目尻切開がおすすめです。

また、タレ目になる手術、グラマラス切開と言われる下まぶたを下げる手術をすると、目のラインが下に下がり、中顔面が短くなります。

適応施術:目尻切開、タレ目形成、白目拡大術

② 口角や人中が下がっている方

口角や人中が下がっていると、目との距離が長くなり、中顔面が長くなります。

下がっている口角や、伸びている人中をぐっと引き上げることで、中顔面を短く見せることができます。

口角を上げる口角挙上や、人中を短くする人中短縮が適応です。
ヒアルロン酸やボトックス注射、そういった注射系の手術でも口角を上げたり、人中を短くすることができます。

適応施術:口角挙上、人中短縮、ヒアルロン酸、ボトックス注射

③ 幅より縦幅が広い方

お顔の横幅が短くて顔が縦長に見える方は、こめかみや頬のところにヒアルロン酸や脂肪を入れて少しふっくらとさせることで、顔の横幅を広く見せることができます。

それによって視覚的な効果で中顔面を短く見せるような効果を得ることができます。

適応施術:ヒアルロン酸、脂肪注入

実際の症例

症例①

術式:人中短縮他院修正、口角挙上、糸リフト(ハイパーリフト)、鼻翼挙上

施術内容
人中短縮と口角挙上を行うことで、中顔面が短くなりました。
人中が長いと間延びした印象となるのですが、短くなることで顔の印象が引き締まり、若々しい印象になりました。

症例②

術式:人中短縮(皮膚切開) 他院修正

施術内容
他院で一度人中短縮を受けられていました。
正面から見ると気づかないですが、横から見ると上唇がのぺっと平らな感じ…

これは単純な長さの問題ではなく『人中短縮で唇の立体感がなくなった』ことが原因です。

鼻の下を切開し皮膚皮下組織を切除しました。皮膚切除は変形を考慮して4mmにしていますが、組織の立体感を調節してより自然に短くしています。
中央の厚みを調節し、鼻柱基部と唇のフチを前に出して丸みのある上唇を創っています。
上唇がツンと上向きになることで、さらに人中が短く見えるといった効果もあります。

正面から見ても中顔面が短くなり、また横顔のラインもきれいに整いました。

症例③


術式:人中短縮(皮膚を切らない)Cカール形成

施術内容
当院オリジナルの「皮膚に傷のつかない人中短縮」を行いました。

上唇の内部処理を行い人中形成術で唇の形と長さを調節しています。
内部処理だけでも口唇を最大20~30%短縮することが可能です。

口腔内から切開し口輪筋を切除短縮するため、皮膚に傷をつけることなく半永久的な効果があります。
人中短縮効果は欲しいけど見えるところに傷は絶対につけたくない方におすすめです。

まとめ

最後にまとめると、

中顔面が長く見えてしまう原因と改善方法は、

①目のラインが上にある方
適応施術:目尻切開、タレ目形成、白目拡大術

②口角や人中が下がっている方
適応施術:口角挙上、人中短縮、ヒアルロン酸、ボトックス注射

③幅より縦幅が広い方
適応施術:ヒアルロン酸、脂肪注入

があります。

ですが、中顔面の長さは比率だけではなく、骨格や歯並び、顔のパーツの位置や大きさなど、色んな要素が影響してきます。
中顔面が長くなっている原因を見極めて、それに合った治療をする必要があります。

ですが、ただ中顔面が短くなればいいといった単純なものでもありません。
長さだけではなくて立体的に考えることも重要となっています。

中顔面の整形は一部位で考えるとバランスが崩れることがあります。
パーツをきれいにするのはもちろん大事ですがお顔のパーツの位置関係をみてバランスを考えながら治療法を計画していく必要があります。

症例①
副作用・リスク:腫れ、内出血、違和感、感染、出血、キズ、感覚異常、後戻り、ガミースマイル、鼻翼の広がり、イメージとの相違
施術費用:¥1,000,000
※これ以外に、検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。


症例②
リスク・副作用:術後は腫れや内出血、違和感を伴います。
感染や出血、キズ、感覚異常、後戻り、ガミースマイル、鼻翼の広がり術前の説明との相違等の可能性があります。
施術費用:¥420,000
※これ以外に、検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。

症例③
リスク・副作用:術後は腫れや内出血、違和感を伴います。
感染や出血、キズ、感覚異常、後戻り、ガミースマイル、鼻翼の広がり術前の説明との相違等の可能性があります。
施術費用:¥610,000~
※これ以外に、検査費用・麻酔費用等がかかることがあります。

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