春休みは、進学や就職、転職といった「新生活」を目前に、二重整形を検討される方が一年で最も多い時期です。
「新しい環境では理想の目元でスタートしたい」 「休みを利用して、誰にもバレずにダウンタイムを終わらせたい」
そう考える一方で、最も気になるのが「いつまでに手術を受ければ、新生活に間に合うのか?」というスケジュール感ではないでしょうか。
今回は、大阪・梅田のクリニックで毎年多くの春休みのご相談を受けている経験から、実際の経過写真を使って「失敗しないためのスケジュール」を具体的にお話しします。
【画像解説】埋没法のダウンタイム:1ヶ月間のリアルな経過
二重埋没法は、メスを使わず糸で留めるためダウンタイムが短いと言われますが、どうしても「腫れ」は出てしまいます。まずは、当院で実際に手術を受けられた方の経過を日を追って確認してみましょう。

術当日〜3日目:腫れのピーク
麻酔の水分やまぶたへの刺激によって、最も腫れが強く出る時期です。
- まぶたの状態: 血管が広がって水分が溜まるため、一時的に二重の幅が希望よりも広く見えます。
- 外見の特徴: まぶたが重たく、目が開きにくい感覚があるかもしれませんが、腫れが引くのと一緒に解消される一時的なものです。
- 過ごし方のポイント: 保冷剤を清潔なガーゼで包み、1回10分程度、数回に分けて冷やすのが効果的です。冷やすことで血管を収縮させ、腫れを最小限に抑えられます。
術後4日目〜1週間:腫れが引いていく時期
溜まっていた余分な水分が体へ吸収されていき、腫れが目に見えて引いていきます。
- 状態の変化: 泣き腫らしたような不自然さが取れ、二重のラインが徐々に希望の位置へと下がってきます。
- メイクでのカバー: 数日後から可能になるメイクを併用すれば、この時期には「少し目がむくんでいるかな?」という程度まで落ち着きます。縁の太い眼鏡をかけるのも、視線を散らすのに効果的です。
術後2週間〜1ヶ月:ラインの馴染みと完成
希望の幅にしっかりと落ち着き、自然に見える時期です。
- まぶたの状態: 不自然さがなく、非常にナチュラルな状態になります。
- 完成の目安: 糸をかけた周囲の組織が安定し、まぶたの動きに合わせて自然に馴染むようになります。本来のデザインとして定着するため、入学式や入社式をこのタイミングで迎えるのが最も理想的です 。
新生活に間に合わせるためのスケジュール目安
式典当日に良い状態で臨むためのタイミングを、3つの目安でまとめました。
理想は「1ヶ月前」まで(2月末〜3月初旬)
この時期に手術を済ませておけば、もし内出血が出たとしても、2週間もあれば目立たなくなります。当日を落ち着いた状態で迎えられ、新しい環境でも違和感なく馴染めます。
なんとか間に合う「2週間前」まで(3月中旬)
大きな腫れは引いているので、写真撮影などは問題ありません。ただ、体質によってはまだ朝のむくみが強く出やすい時期です。3月中旬は1年で最も予約が埋まりやすいため、早めに枠を確保しておく必要があります。
注意が必要な「1週間前」(3月下旬)
手術自体は可能ですが、あまりおすすめはしません。腫れが引いていても、二重のラインがまだ馴染みきっていないため、不自然さが残るリスクがあります。どうしてもこの時期になる場合は、幅を欲張らないなど、デザインに余裕を持たせる工夫が必要です。
術後の腫れを早く引かせるための過ごし方
手術の技術と同じくらい、術後の過ごし方が回復の早さを左右します。日常生活で意識していただきたいポイントは以下の通りです。
- 枕を高くして寝る: 頭を心臓より高い位置に保って寝ることで、目元のむくみを抑えられます。
- 血行を良くしすぎない: 術後3日間は長風呂、激しい運動、飲酒を控えましょう。血流が良くなりすぎると、腫れが強く出る原因になります。
- 目を休ませる: スマホやPCの長時間の使用はまぶたの負担になります。特に術後数日は意識的に目を休めてください。
- 塩分を控える: 塩分の摂りすぎは浮腫みの原因になります。大事な式典までの期間は、食事の内容にも少し気を配るのが理想的です。
- 触らない、擦らない: 気になって触ってしまうと、炎症を長引かせたり感染のリスクを高めたりします。
大阪・梅田エリアでのクリニック選びと当院のこだわり
大阪、特に梅田や心斎橋周辺は、日本でも有数の美容外科激戦区です。多くのクリニックが立ち並び、インターネット上には膨大な広告があふれているため、何を基準に選べばよいか迷ってしまう方も少なくありません。後悔しないための判断基準と、当院が大切にしている取り組みを詳しくお話しします。
まず注意していただきたいのは、極端に安い価格を掲げた広告の仕組みです。「数千円で二重になれる」という広告を見て来院したものの、実際には「その術式ではすぐに取れる」「腫れを抑えるにはこのオプションが必要」と、最終的に数十万円のプランを強く勧められるという話は珍しくありません。大切なのは、表示価格の安さではなく、カウンセリングで「総額がいくらになるのか」「その術式にはどのようなメリットとリスクがあるのか」を誠実に説明してくれるかどうかです。
また、クリニック選びでは「誰がカウンセリングを行うか」も非常に重要です。カウンセラーとの話がメインで、医師との診察が数分で終わってしまうような環境では、一人ひとりのまぶたの厚みや挙筋(目を開ける筋肉)の強さに合わせた細かな調整は困難です。当院では、実際に手術を担当する医師が直接シミュレーションを行い、解剖学的な根拠に基づいた適応を見極めます 。
当院が主に採用している術式(裏留め)は、まぶたの表面に傷跡を作らないため、目を閉じた時の自然さが大きな特徴です。これを実現するために、以下の工夫を徹底しています。
- 組織への負担を最小限にする手技: 血管を傷つけにくい医療用の極細針を使用し、丁寧な止血操作を行うことで、術後の内出血を未然に防ぎます。
- 麻酔液の調整: 腫れの原因は麻酔液の量にもあります。当院ではコンマ数ミリ単位で量をコントロールし、術直後からむくみを最小限に抑える工夫をしています。
- 適切な固定強度: 糸を強く縛りすぎると血流が悪くなり、腫れが長引く原因になります。まぶたの動きを邪魔しない絶妙な力加減で固定することで、早い回復と自然な仕上がりを両立させています。
学生・未成年の方と保護者様へお伝えしたいこと
春休みは、特に学生の方が初めての二重整形に踏み出す時期です。ご本人だけでなく、保護者様も不安を感じていらっしゃることが多いため、実務的な注意点やよくある質問をまとめました。
まず、18歳未満(未成年)の方が手術を受ける場合は、法的に保護者の同意が必要です。当院では、できれば保護者様にもカウンセリングに同伴していただくことを推奨しています。医師からリスクや術後の経過を直接お伝えすることで、ご家族の理解を得た上で安心して手術に臨んでいただきたいと考えているからです。また、アイプチやアイテープの長期使用によってまぶたの皮膚が荒れてしまっている場合、そのまま手術を行うと腫れが強く出たり、ラインが乱れたりすることがあります。その際は、一度アイプチを休止して皮膚の状態を整えてから手術日を設定するなど、お一人おひとりの状況に合わせた判断を行います。
術後の日常生活に関する質問も多くいただきますが、特にコンタクトレンズの使用には注意が必要です。術式にもよりますが、安全のために術後3日〜1週間程度は控えていただくようお願いしています。無理に使用すると糸の結び目に刺激を与え、炎症やラインの消失に繋がる恐れがあるためです。式典当日にカラーコンタクトを使用したい場合は、やはり2週間以上の余裕を持って手術を受けるのが安心です。
また、術後の左右差についてもよくご相談を受けますが、腫れの引き方は左右で全く同じではありません。1〜2週間程度は左右差を感じることが一般的ですが、1ヶ月ほど経って組織が安定すれば、シミュレーション通りの形に落ち着きますので、焦らずに経過を見守ってください。
まとめ
二重整形を検討する上で最も重要なのは、術後の経過(ダウンタイム)を考慮して、余裕を持ったスケジュールを立てることです。特に3月は進学や就職などの新生活を控えた方が多く、手術を希望される時期も重なりやすいため、早めに計画を立てておくことで、当日をより落ち着いた状態で迎えられます。
MAe Clinicでは、まぶたの皮膚の厚みや筋肉の状態を医学的な視点から細かく診察し、一人ひとりに適したデザインを提案しています。カウンセリングでは、実際のシミュレーションを通じて納得のいくまでお話しさせていただきます。まずは現在の状態を確認し、どのようなスケジュールが最適かを一緒に考えていければと思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。
美容外科医 前之園 健太
▫️二重埋没法(両目)
- 定価:28万円(税込)〜
- ※モニター割引制度あり(要審査)。
- リスク・副作用:腫れ、内出血、左右差、糸の露出、感染、ラインの消失、違和感、異物感など。





